今日も寝ながら映画を語る
アナと世界の終わり(2017)
ミュージカルとゾンビを融合した映画。僕はミュージカル映画と言われるとディズニーとかマンマ・ミーアとかラ・ラ・ランドとかぐらいしかみたことがない、RENTもいれていいならいれるが、何が言いたいかというとミュージカル映画初心者である。
言うならば序盤は学園青春物語である。主人公たちは高校生である。
少し曲の話をしていこうと思う。この映画曲が中々に良い。特に2曲いいなと思っている曲がある。1曲目は最初に流れる「Break away」である。この曲は主人公であるアナとアナの事を気にかけている少年ジョンと映像を学んでいるステフの3人で歌っている。この街から出たいアナの葛藤などを歌っている、とてもいい曲である。
2曲目は学食で歌う「Hollywood ending」である。この曲はタイトル通り、ハリウッド映画みたいな良い終わり方はない、という現実味がある。清掃員のおばちゃんや学食にいる生徒が歌っているミュージカル感が強いのが良い。教頭もこっそり見て歌っているのがおもしろい。
ここからネタバレになる
幼馴染のジョンはアナの事が好きなのだが、アナは元カレのニックとモヤモヤしている状態でニックもまだアナに好意がある様子である。恋が実らない幼馴染枠である。
友人のクリスはリサという彼女がいてこの2人はラブラブででありどこでもイチャイチャしているのであり、ジョンはそれをみてまたへこんでしまう。
アナは父子家庭で父親と折り合いが悪い状態であり、理由としては大学へ進学せず旅をしたいとのことで喧嘩しているようである。彼女は反抗期の高校生って感じ。
ある朝、イヤホンをつけて登校してたら周りがゾンビだらけになっていた。アナはその状態で歌ってるので気づいてない。なんなら合流したジョンも気にしていない様子。周りは襲われていて悲惨な状態なのに明るい曲調なのだ。結局、公園でゾンビに襲われたことによって状況を理解する。
学校を目的にボーリングセンターや商店街に行きつつ、アナ、ジョン、ステフ、クリス、リサ、ニックが一緒に行動することになる。
1番印象的なのはジョンの事である。彼は商店街でゾンビとなるのだ。僕は観てる時に彼は生き残りそうだったので驚いてしまった。結局彼はアナに思いを伝えられずに死んでその場でずっとゾンビとして彷徨い続けるのであった。
学校内ではクラスが襲われ、リサが置いていけず、結局2人ともゾンビになってしまう。愛し合っていた2人だったが最期は記憶が失われて誰だか忘れて彷徨い続ける最期になってしまい悲しい運命だなと感じた。
アナと父親も和解できたのは父親との最期であり、アナはそこでようやく父親の愛を感じられたのであった。
最悪の状態で彼女の夢だった田舎から出るということが叶ってしまった。これからどう生きていくのかは物語では語られないが一生忘れられないクリスマスになってしまったのだった。
ミュージカルでコミカル調なのかと思いきやめちゃめちゃシリアスで結構辛い終わり方だったなと感じた。